トップページ » 学ぶ

2011年12月12日(月)14時57分

 静岡県立大学薬学部平成23年度薬学卒後教育講座(第2回)


静岡県立大学薬学部
平成23年度薬学卒後教育講座
チーム医療における薬剤師の役割

(財)日本薬剤師研修センター2単位認定
シリーズ第2回
褥瘡ケアについて

日時/平成24年2月19日(日) 13:00~17:10
会場/静岡県立大学 小講堂 静岡市駿河区谷田52-1

東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
このような災害が起こるたびにボランティアとして参加される薬剤師の方も多いと思いますが、その場で強く感じるのがチーム力の重要性です。「チームの中で薬剤師にできること」。
今回はターミナルケアチームのなかで薬剤師に求められることを、ご提案いたします。
 
プログラム
13:00 学長挨拶  静岡県立大学学長 木苗直秀  
          開会挨拶  静岡県立大学薬学部長 今井康之
13:05 新薬情報  
13:35 総論「医薬品提供体制の中で薬剤師に期待するもの」        
          磯部 総一郎  医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部長                                      (元厚生労働省保険局医療課薬剤管理官)
                         座長 賀川 義之   静岡県立大学薬学部教授   
14:25 休憩
14:30 講演1  「褥瘡チーム医療に薬剤師が関わるほんとうの意義って?-薬剤師の視点を活かした外用療法とフィジカルアセスメント-」
         古田 勝経     独立行政法人国立長寿医療研究センター薬剤部副薬剤部長 
                           
臨床研究推進部 高齢者薬物治療研究室長              
15:10 講演2   「在宅褥瘡における薬剤師の役割」
         水野 正子     チューリップ薬局平針店 管理薬剤師
                           NPO愛知県褥瘡ケアを考える会代表
15:50 講演3 「要因分析に基づく褥瘡ケア-緩和ケアとしての褥瘡ケア―
         青木 和恵     静岡県立静岡がんセンター副院長・看護部長                                 
16:30 パネルディスカッション
   
座長 北川 俊朗 
                      はなみずき薬局管理薬剤師(元菊川市立総合病院薬剤科長)  
   
パネラー  大木 明代 平和堂薬局管理薬剤師
         古田勝経、水野正子、青木和恵

主催/静岡県立大学薬学部・静薬学友会
後援/(社)静岡県薬剤師会、静岡県病院薬剤師会 共催/(財)日本薬剤師研修センター
参加費/500円(学生は無料)  ※本講座は卒業生以外の方もご参加いただけます
参加申込期限/平成24年2月10日(金) 
※すでに参加申込済の方は再申込の必要はありません

問い合わせ/〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学薬学部
平成23年度薬学卒後教育講座運営委員会(担当:野口博司、菅谷純子)
静薬学友会事務局 TEL: (054)265-8763(月・水・金 在室)  FAX: (054)265-8769
メールアドレス shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp

参加申込方法
[会    員] トップページ左上の
『web名簿システムマイページ』にログイン
      『各種お申し込みの受付』
にて簡単に参加登録いただけます。
      (その他Eメール、電話、ファックスでもお申し込みいただけます)

[会員外]Eメール、または電話、ファックスにてお申し込み下さい。
     ※お申し込みの際は次の項目をお知らせ下さい。
     1.氏名 2.ご住所 3.勤務先 
○ファックスによるお申込み⇒
・ファックス用参加申込用紙
○メールでのお申込み⇒ ・
shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp

講座チラシはこちら

 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年12月02日(金)13時38分

 平成23年度薬学卒後教育講座報告


 
平成23年度薬学卒後教育講座報告
『チーム医療における薬剤師の役割』

-第1回 がん疼痛等緩和ケアについて-  

平成23年11月6日(日)、静岡県立大学小講堂にて標記講座を開催しました。
総論を元厚生労働省安倍道治先生、続いて聖隷三方原病院ホスピス所長の医師井上聡先生、聖隷浜松病院薬剤部長の塩川満先生、浜松市薬剤師会理事の曽布川美登理先生に、それぞれが所属される職場でのチーム医療における取り組みについて講演をいただきました。
   当日は雨模様ということもあり、参加者は111名程にとどまりましたが、多様な質問に対して、講師の先生方に丁寧にお答えいただけるような時間を持つことができ、参加者に満足いただけたように思います。
   また今回、はじめての試みとして取り入れた30分間のパネルディスカッションでは、落ち着いて質問のできる時間を設けたことで、大変好評でした。
   次回の『第2回 褥瘡ケアについて-平成24年2月19日開催』では、参加者の皆様からいただいたアンケート結果をもとに、さらに講座内容や進行方法に工夫を凝らしていきたいと考えております。

平成23年度薬学卒後教育講座運営委員会


パネルディスカッションでの質疑応答

 座長の若林敬二教授
 
                       
総論の安倍道治講師


井上聡 講師


塩川満 講師


曽布川美登理 講師


講演会場の様子




                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年11月16日(水)11時14分

 薬学講座(8) 総論 


患者本位の医療の確立と薬剤師への期待
-行政経験を通じての一考察-

中外製薬株式会社常勤顧問 安倍道治



総論のポイント(アジェンダ)
はじめに
1.医薬品の特質
2.薬事法と安全対策
3.日本における医薬品の使用の実態
4.薬価差問題の本質
5.医薬分業の課題
6.薬剤師養成問題のこれまでの取り組み
7.患者本位の医療の確立と薬剤師への期待
総 括

資料:「患者本位の医療の確立と薬剤師への期待-行政経験を通じての一考察-」(スライド)
※ユーザー名/パスワードが必要です。マイページにログインしてご確認ください。


※本記事は、平成23年11月6日静岡県立大学で行なわれた、平成23年度第1回薬学卒後教育講座 『チーム医療における薬剤師の役割』(薬学部・静薬学友会主催)によるものです。




 

 

 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年11月14日(月)13時32分

 薬学講座(7)  保険薬局における在宅医療へのとりくみ~薬剤師間のネットワーク構築と他職種連携~


保険薬局における在宅医療へのとりくみ
~薬剤師間のネットワーク構築と他職種連携~

浜松市薬剤師会理事(薬局フォーリア) 曽布川美登理



  社会の高齢者化に伴い在宅医療の必要性も高くなっている。医療費削減の後押しもあり、地域の医療化はますます進行している。入院期間短縮による在宅患者の増加に伴い、調剤薬局の薬剤師が患者宅を訪問し、在宅管理指導を行う機会も日々増えてきている。
こういった状況の中で調剤薬局の薬剤師は、在宅患者さんとのかかわりが今後ますます必要となると考えられる。
特に緩和医療ではオピオイドをはじめとする薬物療法が中心であり、疼痛コントロールは薬剤師の知識を大いに活用できる現場であると言える。在宅医療に特化している薬局やかかわりの少ない薬局が混在しているが、薬物療法によるがん患者の疼痛ケアを実施している事例もみられる。今回は薬剤師の疼痛ケアに関する業務内容と症例を紹介したい。
ただ、地域に目を向けるとまだまだ薬剤師が在宅医療の場に出てくる機会は少なく、他職種の人たちからは薬剤師の在宅医療における役割がはっきりみえてこない印象があるようだ。そのような現状をふまえ、(社)浜松市薬剤師会は在宅医療で薬剤師が必要とされた時、十分に応えられるよう体制作りの一環として薬剤師間のネットワークを構築した。「P浜ねっと」と名付けたこのネットワークシステムの内容と活動について紹介する。
最後に、今後の課題を考察するとともに必要となる種々の連携について考えたい。
 在宅医療では、薬局の薬剤師と病院薬剤師、病院医師、ケアマネージャー、在宅医、訪問看護師との連携の必要性が考えられる。特に緩和ケアにおいては、在宅移行のための退院時の情報提供が必要とされる。これには退院時カンファランスに薬剤師が参加しなくてはいけないと考えられる。故に薬薬連携は必須であろう。これらのスムーズな連携を実現するためにはどのような方法で、どのようなツールを使用すればよいか、現在試行錯誤中である。薬剤師が在宅医療に介入することは患者さんにとってより質の高い在宅医療につながるとの声がある。私たち薬剤師はこの期待に応えるべく活動をしていきたいと思う。


資料:「保険薬局における在宅医療へのとりくみ~薬剤師間のネットワーク構築と他職種連携~」(スライド)
※ユーザー名/パスワードが必要です。マイページにログインしてご確認ください。


※本記事は、平成23年11月6日静岡県立大学で行なわれた、平成23年度第1回薬学卒後教育講座 『チーム医療における薬剤師の役割』(薬学部・静薬学友会主催)によるものです。




 
Posted by 静薬学友会| コメント(1)
2011年11月14日(月)13時32分

 薬学講座(6)  緩和ケアに必要な薬剤師の知識・技能・態度


緩和ケアに必要な薬剤師の知識・技能・態度
 
聖隷浜松病院薬剤部部長  塩川 満


 
2008年4月からの診療報酬改定により緩和ケアチームに薬剤師が必須条件として加わり、2010年4月からは専任としての位置づけとなった。また、地域がん診療拠点連携病院の診療体制として「緩和ケアチーム」を置くことが明文化され、多くの薬剤師がチームに所属し、薬剤師の活動の場も明確となった。
 薬剤師独自の専門学会である「日本緩和医療薬学会」が2007年に立ち上がり、2010年には緩和薬物療法認定薬剤師が誕生した。認定制度の特徴は他の学会認定薬剤師制度と違い病院薬剤師のみではなく薬局薬剤師も取得できることである。日本緩和医療薬学会は病院薬剤師、薬局薬剤師、薬学研究者が連携を図り、薬物療法の推進と充実、薬剤の開発・学術研究の進歩発展を目的にしている学会であり、現在は地域で緩和医療に精通した薬剤師を育成することが課題となっている。
   緩和医療領域の教育において、医師はPEACE、看護師はELNEC-Jをはじめとする体系的プログラム   があるが、薬剤師には確立した教育プログラムがない。そこで本学会で は教育プログラム作成が早期に必要とされ、2010年度に「教育プログラ ム」作成のための教育目標設定を行った。この内容は今後企画される教育セミナーや教科書作成、そしてeラーニングなどの達成目標でもある。
教育目標は、GIO(General Instructional  Objective:一般目標)1項目とSBO (Specific behavioral Objectives:行動目標)9項目を設定した。項目は「1.疼痛マネジメント、2.疼痛以外の症状マネジメント、3.麻薬の管理、4.化学療法に関するマネジメント、5.薬物相互作用、6.研究・教育、7.全人的側面、8.倫理的側面、9.チームワーク」であり、薬剤師の専門性を育成するために、「麻薬の管理」や「化学療法に関するマネジメント」の項目、臨床研究や緩和医療の教育・啓発・普及を目指すために「研究・教育」の項目を設定したことが特徴である。また、各項目は「知識・技術・態度」に分類して目標を明確にした。
緩和ケア領域で薬剤師が処方提案をするためには「薬剤師の視点」で関与する事が必要である。そのためには、薬剤(特にオピオイド)の特徴を理解する事であり、体内動態(腎・肝機能の確認)や相互作用の知識が必要となる。また起こっている症状が疾患に起因する症状か、薬剤に起因する副作用かを見極める能力、原因を検討する技術も必要である。終末期になると何を優先して症状コントロールするか、本人の意向を確認する必要があり患者さんやご家族への服薬指導は大切な薬剤師の役割である。そのためには、コミュニケーション能力が必要であり、倫理観を持った態度の習得が最も大切である。今後、薬剤師がこの知識・技能・態度を身につけるための「教育プログラム」に期待を寄せる。

資料:「緩和ケアに必要な薬剤師の知識・技能・態度」(スライド)
※ユーザー名/パスワードが必要です。マイページにログインしてご確認ください。


※本記事は、平成23年11月6日静岡県立大学で行なわれた、平成23年度第1回薬学卒後教育講座 『チーム医療における薬剤師の役割』(薬学部・静薬学友会主催)によるものです。


 
 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年11月14日(月)13時31分

 薬学講座(5) がん緩和ケアと薬剤師の役割


がん緩和ケアと薬剤師の役割
 
聖隷三方原病院聖隷ホスピス所長  井上 聡

 
近年、緩和ケアの概念は、急速に変化・拡大しており、WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義も2002年に変更され、それまでの終末期ケア(ターミナルケア)だけにとどまらず「延命を目的としたがん治療とともに可能な限り早期から苦痛緩和と心理的支援を行うべきである。」との考え方になってきました。
 
わが国では、2006年に「がん対策基本法」が成立し、2007年に「がん対策推進基本計画」が策定され、すべての患者・家族の安心のために、がんの早期発見・予防や治療の初期段階からの緩和ケアの実施などが、重点的に取り組むべき事項として盛り込まれました。
 また、2010年には、日本緩和医療学会より「がん疼痛の薬物療法に対するガイドライン」が出版されました。
今回、がん緩和ケアの現状について紹介し、このガイドラインをふまえたがん疼痛マネジメントのポイントについてチーム医療における薬剤師の役割を交えながらお話したいと思います。 
                  
資料:「がん緩和ケアと薬剤師の役割」(スライド)
※ユーザー名/パスワードが必要です。マイページにログインしてご確認ください。

※本記事は、平成23年11月6日静岡県立大学で行なわれた、平成23年度第1回薬学卒後教育講座 『チーム医療における薬剤師の役割』(薬学部・静薬学友会主催)によるものです。

 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年09月29日(木)15時15分

 静岡県立大学薬学部平成23年度薬学卒後教育講座


静岡県立大学薬学部
平成23年度薬学卒後教育講座
チーム医療における薬剤師の役割

(財)日本薬剤師研修センター各2単位認定(全4単位) 


シリーズ第1回
がん疼痛等緩和ケアについて

日時/平成23年11月6日(日) 13:00~17:10
会場/静岡県立大学 小講堂 静岡市駿河区谷田52-1

東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
このような災害が起こるたびにボランティアとして参加される薬剤師の方も多いと思いますが、その場で強く感じるのがチーム力の重要性です。「チームの中で薬剤師にできること」。今回はターミナルケアチームのなかで薬剤師に求められることを、ご提案いたします。
※全2回シリーズです(第2回-褥瘡ケアについて-は平成24年2月19日開催

 
プログラム
13:00 学長挨拶  静岡県立大学学長 木苗直秀  
         開会挨拶  静岡県立大学薬学部長 今井康之
13:05 新薬情報  武田薬品工業株式会社
             「緩和化学療法としてのベクティビックスの有用性」
                            
参天製薬株式会社
13:35 総論「患者本位の医療の確立と薬剤師への期待
                                   -行政経験を通じての一考察-」
           講師 安倍 道治  中外製薬株式会社常勤顧問
                         
(元厚生労働省医薬食品局審査管理課長)
                         
座長 山田 静雄   静岡県立大学副学長・薬学部教授   
14:25 休憩
14:30 講演1  「がん緩和ケアと薬剤師の役割
                           井上 聡   聖隷三方原病院 聖隷ホスピス所長
15:10 講演2   「緩和ケアに必要な薬剤師の知識・技能・態度
                          
塩川 満   聖隷浜松病院 薬剤部部長
15:50 講演3  「保険薬局における在宅医療へのとりくみ
~薬剤師間のネットワーク構築と他職種連携~」
          
曽布川 美登理   浜松市薬剤師会理事(薬局フォーリア) 
16:30  パネルディスカッション
座長   若林敬二 静岡県立大学環境科学研究所教授
(元国立がんセンター研究所所長)
パネラー 安倍道治、井上 聡、塩川 満、曽布川 美登理      
17:00  閉会挨拶  静薬学友会会長 若尾直司

主催/静岡県立大学薬学部・静薬学友会
後援/(社)静岡県薬剤師会、静岡県病院薬剤師会 共催/(財)日本薬剤師研修センター
参加費/各500円(学生は無料)  ※本講座は卒業生以外の方もご参加いただけます
参加申込期限/平成23年10月28日(金) 

問い合わせ/〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学薬学部
平成23年度薬学卒後教育講座運営委員会(担当:野口博司、菅谷純子)
静薬学友会事務局 TEL: (054)265-8763(月・水・金 在室)  FAX: (054)265-8769
メールアドレス shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp

参加申込方法
[会    員] トップページ左上の
『web名簿システムマイページ』にログイン
      『各種お申し込みの受付』
にて簡単に参加登録いただけます。
      (その他Eメール、電話、ファックスでもお申し込みいただけます)

[会員外]Eメール、または電話、ファックスにてお申し込み下さい。
     ※お申し込みの際は次の項目をお知らせ下さい。
     1.氏名 2.ご住所 3.勤務先 
○ファックスによるお申込み⇒
・ファックス用参加申込用紙
○メールでのお申込み⇒ ・
shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp

講座チラシはこちら

 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年09月26日(月)16時11分

 関東支部主催 卒後研修会のご案内


関東支部主催 卒後研修会のお知らせ
テーマ:活躍の場を広げる薬剤師
 
今回は、食品安全行政、がん治療の場で活躍するフレッシュな薬剤師を講師としてお招き
します。
参加者の皆さまには、薬学という基盤を活かして働くうえでこんな職域もあるのか、薬剤師として患者さんにこんな関わりかたができるのか、といった発見をしていただけることでしょう。
懇親の場も設け、講演や情報交換を通して「明日から自分もがんばろう!」と思えるような会にいたしますので、関東支部会員はもちろん、他支部のかたも、ぜひご参加ください。

【演題、講師】
 1. 「食品安全の取組について」     木村日都美
(農林水産省 消費・安全局 消費・安全政策課、本学平成19年卒)
2. 「がん患者に対して薬剤師ができること」   東 加奈子
(東京医科大学病院薬剤部 がん専門薬剤師、東京薬科大学卒)
 
【日時】 平成23年11月20日(日)講演 14:00-16:00 / 懇親会 16:00-18:00 
      
チラシPDFはこちら
【場所】 TKP東京駅ビジネスセンター カンファレンスルーム29H 
      
http://tkptokyo.net/access/
【参加費】講演のみ 無料、懇親会 5,000円
※なお、懇親会参加費は学友会報第74号同封の払込用紙での
        事前納入にご協力下さい(当日払いも可)
【申込方法】
○本ホームページのトップページ左上『マイページ』 の「各種お申込みの受付」から簡単に参加登録いただけます。(会員ID、パスワードが必要です)
または
○ファックスによるお申込み⇒
・ファックス用参加申込用紙
○メールでのお申込み⇒ shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp


【申込締切】
平成23年10月31日(月)
【日本薬剤師研修センター認定単位】1単位
 
【TKP東京駅ビジネスセンター】

住所 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-3
不二ビル9F

アクセス
JR線 『東京駅』八重洲北口 徒歩2分
東京メトロ東西線・銀座線・都営地下鉄浅草線
『日本橋駅』A3出口 徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線・
都営地下鉄三田線『大手町駅』
B10番出口 徒歩1分

 

Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2011年03月14日(月)13時44分

 平成22年度静薬学友会総会の開催について


平成22年度静薬学友会総会の開催について

会則により、下記の通り総会を開催いたします。会員の皆様、是非お誘い合わせの上ご参加ください。
なお、議事終了後は平成21年4月に医薬品化学分野教授として本学薬学部に着任されました眞鍋敬先生にご講演いただきます。
また、総会終了後には懇親会を開催しますので、情報交換の場としてご活用いただければ幸いです。

日時:平成23年5月22日(日曜日)午後1時より

会場:ホテルシティオ静岡 静岡市葵区伝馬町1-2 
℡054-253-1105
http://www4.tokai.or.jp/citio/inquiry/index.html
 
〈総 会〉
午後1時~2時
   議題: 1.平成22年度事業報告 4.平成23年度事業計画
2.平成22年度決算報告 5.平成23年度予算案
3.各支部活動報告       6.その他
 
〈特別講演〉
午後2時~3時30分
薬剤師研修センター1単位認定
「分子で遊ぶ(できれば社会貢献も)」
静岡県立大学薬学部医薬品化学分野 眞鍋 敬 教授
 
〈懇親会〉
午後4時~6時
懇親会参加費:5,000円
懇親会のみ参加費が必要です。(当日集金)

参加申込期限:平成23年5月18日(金)
当日参加も受け付けますが人数把握のためなるべく 事前のお申込みをお願いします。

申込方法・問合せ先:
○本ホームページのトップページ左上『マイページ』 の「各種お申込みの受付」から簡単に参加登録いただけます。
(会員ID、パスワードが必要です)
○静薬学友会FAX、Eメールのいずれかの方法でもお申し込みいただけます。
 FAX用参加申込用紙
 
問い合わせ先:静薬学友会事務局
TEL 054-265-8763 FAX 054-265-8769
E-mail:shizuyak@u-shizuoka-ken.ac.jp
ホームページ http://www.shizuyaku.jp
(事務所在室時間 月・水・金曜日 午前10時~午後3時)
 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)
2010年12月15日(水)15時57分

 薬学講座(3)子宮がん治療の現場から~薬物療法の貢献と課題~


子宮がん治療の現場から 
~薬物療法の貢献と課題~
 
静岡赤十字病院産婦人科
日本がん治療認定医機構がん治療認定医 市川 義一



従来, 子宮がんは手術による摘出と放射線療法が治療の中心をなし, 化学療法などの薬物療法は再発治療などに限られていた. しかし, 現在では子宮頸がん(以下頸がん)に対して, 予防ワクチンの登場や放射線化学療法による根治的放射線療法予後の改善, 術後補助療法としての化学療法が注目されている. また, 子宮体がん(以下, 体がん)では, 高用量黄体ホルモン療法による妊孕能温存療法の試みや術後補助療法が世界的に放射線療法から化学療法にシフトしつつあるなど, 薬物療法が子宮がんの予防から治療予後の改善に至るまで幅広く用いられている.
 
1)           子宮頸がん
検診の普及や治療法の進歩により頸がん死亡率は低下してきたため, 「子宮がんは減っている」と誤認されるが, 頸がんは女性に発生するがんとしては乳がんについで2番目に多く, 20-30代では急激に増加している. 定期検診にて早期発見が可能だが, 上皮内癌-Ia1期に進展した場合, 少なくとも子宮頸部円錐切除術が必要である. 円錐切除術は妊孕能温存が可能だが, 術後の頸管短縮に伴い不妊症や早産, 前期破水などの周産期リスクが上昇することが明らかにされている.
近年, 頸がんの原因の99%は子宮頸部へのヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染であることが解明された. 2009年には本邦においてもハイリスク型HPV(16, 18型)に対する2価ワクチンが認可され, 頸がん全体の約80%の原因となるHPVを予防できる. 既に感染しているHPVを排除することはできず, 初交前の女児への接種が望ましいが, 自然感染例の多くは自然治癒, 再感染を繰り返しながら持続感染に至るため, 性交開始後であっても再感染を防ぐことで一定の予防効果は期待でき, 若年女性に対して積極的な接種を啓蒙している.
Ia2期-II期の浸潤がんではリンパ節郭清を含む準広汎-広汎子宮全摘術または放射線化学療法が必要となる. 早期浸潤癌の治療成績は手術療法, 放射線化学療法ともほぼ同等だが, 治療に伴う合併症のプロファイルが異なる. 手術療法では卵巣機能の温存(腺癌を除く), 性交能の温存(放射線療法では膣が萎縮し性交不能となることが多い)が可能であり, 放射線の晩発障害が懸念される20-40代前半の若年症例で選択されることが多い. また, Ia2-Ib1期に対して子宮頸部および傍子宮結合織, リンパ節を広汎子宮全摘術と同様に摘出し, 体部および卵巣を膣と縫合し妊孕能温存を図る広汎子宮頸部切断術(radical tracherectomy)も福音となっている. しかし, 排尿障害や下肢リンパ浮腫などを完全に防ぐことはできておらず, これらの合併症や手術侵襲を回避したい閉経前後から高齢の症例では放射線化学療法が選択される. 以前は放射線療法単独であったが, 1999年に化学療法を併用することで死亡率が30-50%減少したとの勧告があり, 放射線療法を行う場合にはCisplatinを中心とした化学療法を放射線とを同時併用することが標準治療となった.
広汎子宮全摘術例においてもリンパ節転移など再発高リスク群と判断された場合には補助療法として放射線療法が, 2000年頃からは放射線化学療法が施行されている. しかし, 放射線単独では遠隔転移が, 放射線化学療法群では重度腸閉塞などの亜急性期から晩発性の障害が高率に発生したため, 現在, 術後補助化学療法(パクリタキセル+シスプラチンやイリノテカン+ネダプラチン)を行う試みもなされているが現時点ではエビデンスは確立していない.
 
2)           子宮体がん
体がんは閉経前後や月経不順の長期持続などプロゲステロンに拮抗されないエストロゲンへの過剰暴露により発生する1型と, 子宮内膜からのde novo発がんによって生じる2型に分類される. 妊娠出産数の減少や食事の欧米化になどにより, 1型体がんの罹患率は年々増加かつ若年化傾向にある. 早期体がんの予後は比較的良好だが, 治療は第一に子宮および両側卵巣卵管の摘出, リンパ節の郭清を行うことにあり, 早期例であっても妊孕能の温存は難しく, 若年症例では治療により失うものは計り知れない.
 ホルモン感受性のある1型体がんに対し, 高用量プロゲステロンを投与することで抗腫瘍効果があることは以前から知られ, Ia期体がんに対する高用量酢酸メドロキシプロゲステロン療法(MPA療法)による妊孕能温存が試みられている. MPA療法は90%近い症例に奏効, 病変消失が得られるため若年体がんの一選択肢となりうるが再発率は約50%と高く, 再発までの期間の中央値は6ヶ月から1年でホルモン療法の反復や子宮摘出が必要となるため, あくまで妊娠出産のチャンスを得るための姑息的治療法との認識が必要である.
 体がんも進行再発例では予後不良である. 術後の再発を減らすために様々な補助療法が行われ, 欧米では放射線療法が補助療法として用いられエビデンスが構築されてきた. しかし, 本邦では化学療法を選択する施設も多く, これまで治療エビデンスが乏しいまま施行されてきた経緯がある. しかし, 2002年に米国婦人科臨床試験グループGOGからIII/IV期体がんに対するAP療法(doxorubicin+cisplatin) vs 全腹部放射線照射の結果, 化学療法の優位性が示され, 日本の婦人科臨床試験グループJGOGの2033試験においてもhigh intermediate risk群に対する術後補助化学療法(CAP療法)が術後全骨盤照射群に比し優位である可能性が示された. また, ヨーロッパのPORTECからは2000年, 2004年に術後放射線療法施行群と未施行群のRCTにおいて, 術後補助放射線療法は局所再発を減少させるものの, 全生存率や死亡率に有意差を認められず, 副作用は明らかに増加したと報告し, これらの報告から体がんの術後補助療法における化学療法の有用性が広く認められるようになってきた.
しかし, 国内における体がん化学療法にはいまだ問題がある. それはもっともエビデンスのある化学療法レジメはAP療法とされている中で, 国内の9割近い施設において卵巣がんの第一選択薬であるTC療法(paclitaxel+carboplatin)が主に用いられている点である. もちろんTC療法が体がんに奏効するとの報告は多く, 有用なレジメであるが, TC療法が治療後再発や全生存期間を改善したとのphase III試験の結果は現時点ではなく, エビデンスレベルの低い中で多くの施設の治療選択が行われていることは問題である. この問題を解決し体がんの標準治療を確立すべく, 現在ハイリスク子宮体がんに対するAP vs TC vs DP(docetaxel+cisplatin)のradomized phase III試験(JGOG2043)が行われ, すでに780例中746例の症例登録がなされており, 結果が待たれるところである. 


資料:「子宮がん治療の現場から ~薬物療法の貢献と課題~」(スライド)
※こちらのスライドは現在調整中です。もうしばらくお待ちください。


※本記事は、平成22年11月21日静岡県立大学で行なわれた、第19回薬学卒後教育講座(薬学部・静薬学友会主催)によるものです。



 
 
 
Posted by 静薬学友会| コメント(0)